としるみSoftの制作ブログ

主に作っている作品の紹介や今やっている活動の紹介を書いています。おすすめポイントですらなくなっちゃった。

Live2D(Free版)を触って感じた事

どもです、としです。
今日はここ数週間ぐらい試していたLive2Dについてある程度理解できたかな
と思ったことを自分のメモとしてここでまとめます。
思ったことがあっているかはわからないので、
実際の仕様とかチュートリアルは公式ページのマニュアルの方でお願いします。


ぼくまずはサンプルを触ったり、チュートリアルを一通り試したりしてから
Live2Dをスタートしました。
その後にテンプレートを利用してモデルを作ろうのページを見ながら
動かしてみたいモデルを描きました。
で、描いたのが下のイラストになります。

イメージ 1

前に名前を出したと思いますが、キャラの名前はルキです。

後先あまり考えずに描き始めたので読み込ました時にいろいろ不具合があったので
その辺も加えて今回どのようにしたかをまとめてみます。

Live2Dは1枚のイラストをレイヤーでパーツ分けするというのが基本になっていて、
特に動かす部分のパーツ分けをしっかりしておくと後々楽じゃないかなと思います。
公式マニュアルでは目のパーツだけでもパーツがたくさんありました。
ぼくが今回目のパーツで分けたのは
 ・白目
 ・目玉
 ・上まつ毛
 ・真ん中まつ毛(ちょうど目の外側のくぼみのあたり)
 ・下まつげ
 ・上まぶた
 ・下まぶた
 ・アイラインの線
です。
これを2セット作ったのですが後々になってわかったのが、
Live2Dのテンプレートでは向かって右側左側になっています。
なので、真正面の相手を見る時の右左じゃなくて自分の右左で割り振っているみたいです。
パーツ分けをして何度かファイルを読み込まして気に食わないところ修正してを繰り返して感じた事は
基本的にパーツ分けは着せ替え紙人形の感覚や紙兎ロペの関節部分の感じみたいかなとは思いました。
(わかりにくい)
手は初めは1つのパーツだったのですが最終的に3つのパーツに分けました。
何度か試して動かした時にパーツの大きさが足りずに切れてしまった事があったので、
なるべくパーツ分けする境界の辺りは余分に長くした方がよさげでした。
服とかの後ろ部分が見える場合はなるべく後ろの部分をパーツとして追加しておくと何かと便利でした。
(初めてなのに)今回は身体と服を別々のパーツにしてしまったのですが、
なるべく特殊な服とかではない限り身体とまとめた方がいいかなと思いましたが、
この辺はケースバイケースになりそうです。

パーツ分けが無事に済んだ後は読み込ませたファイルにテンプレートを適応させて大まかな動きをつける
という作業をしました。
まずはテンプレートから好きなモデルを選んで、自分のモデルと顔などの位置を調整してから
対応するパーツをそれそれ割り振って大まかなモデルを作成しました。
その時できたので動かしてみたのが下のGifアニメです。


テンプレートはやっぱ素晴らしい。
これだけでもちゃんとした動きになっているのがいい感じです。
正面イラストなどの簡単なモデルであればテンプレートを使うと作業スピードが上がるみたいです。

正直これでもよかったのですが動かした時に服がずれたりしたので、
モデルのテクスチャをいじって調整をしました。
モデルのテクスチャをいじるためにはデフォーマというのを設定しないといけないみたいですが、
今回はテンプレートを使ったのでいくつかのデフォーマは作成されていました。
デフォーマには曲面と回転があって親と子があるというのがマニュアルにありましたが、
その辺はまだ勉強中です。
とにかく今回はモデルの修正がしたかったのでデフォーマの事よりも
動かす度合いを示すパラメータをよく理解する必要がありました。
結局デフォーマが設定されていないとパラメータはいじれないのですけど。

今回やった作業はパラメータを動かした時に不自然にならないようにパーツのテクスチャを動かすという作業をしました。
まずは動かしたいパーツを選んでどのパラメータで動かすかを選択してから、
(曲面デフォーマが設定されていると直接描画オブジェクトを選択でよさそう)
パラメータの値の点を2点以上決めるという感じです。
2点パラメータは目の開閉などの2パターンの動きに割り当てる感じで、
3点パラメータは左右に動くなどの3パターンの動きに割り当てるという感じでした。
2点パラメータで3点みたいな動きをすると元テクスチャが原型をとどめなくなるので、
動きに合わせて何点のパラメータにするかというのを決めるといいかなと思いました。
今回は2点と3点しか使いませんでした。

パラメータの点を決めると後はパラメータを目的の値に合わせてから、
変更したいテクスチャを動かして調節すれば動きます。
チュートリアルの時にテクスチャの点の作成の仕方が載っていましたが、
実際にやった時は動かす部分に問題がない限りテクスチャの点を打ち直す事は
しなくてもいいかなと思いました。

で、動作を修正してからもう1度アニメーションをさせてみたのが下の画像です。


まばたきの不自然さや服のずれなどをだいぶ修正できて自分的にはよりいい感じになりました。
このアニメーションではありませんが、口の開閉も修正や尻尾の動きの追加などもしました。
手を横に上げた時のモーションも直そうと思いましたが、
Free版の制限の1つの曲面にはパラメータは2つまでに引っかかってあきらめました。

今の作業度合いはこんな感じです。
まだわかっていない事が多いのでかなりいい加減になっていると思いますが、
とりあえずやった内容だけでもまとめられたのでよかったです。

次はこのモデルをFaceRigで使えるようにするのが目標です。
その辺りはまたできてからもう1回まとめようと思います。

それでは今日はこれにて!
では!